海外旅行で知っておきたい!機内での過ごし方と基本的な知識

Things to know when traveling abroad! How to spend time on board and basic knowledge

海外旅行での機内での過ごし方は、快適な旅行にとって必要不可欠な要素の一つです。しかし、機内での過ごし方は初めての人から経験者まで、誰でも気をつける必要があるポイントやアドバイスがあります。

この記事では機内での食事やエンターテイメント、睡眠、軽い運動、持ち物リストのアドバイスなどを網羅的にご紹介しています。初めて海外旅行へ出かける方も、飛行機の旅をより快適で充実したものにできます。

もくじ

機内での過ごし方の基礎知識

基本的な知識や注意点について

機内での過ごし方には、いくつかの基本的な知識や注意点があります。まず、飛行機の中は乾燥しているため、脱水症状になる可能性が高いです。そのため、機内での過ごし方には、十分な水分補給が必要です。また、運動不足にならないように、定期的にストレッチや軽い運動を行うことも重要です。さらに、機内では地上よりも気圧が低くなるので、高山病のような症状が出る可能性があります。そのため、体調が悪くなった場合は、すぐに乗務員に相談し、適切な処置を受けるようにしましょう

荷物の収納に関しては、上部収納スペース(キャビネット)に大きな荷物を入れる場合は、他の乗客の荷物に干渉しないように注意が必要です。また、手荷物は重量制限があるため、必要最低限の荷物だけを持ち込むようにしましょう。大きな手荷物を持って、機内の狭い通路を歩くのは困難です。飛行中にキャビネットの扉を開けると、突然、荷物が落ちてくる可能性もあるため危険です。機内で使うものは小さなバッグに入れておくとすぐに取り出せ、揺れる席を立ったり座ったりしなくて済みます。

機内では、タービュレンス(乱気流)に遭遇することがあります。その際には、乗務員の指示に従い、シートベルトを着用するようにしましょう。また、予期せぬトラブルに備えて、乗務員の指示には従うようにしましょう。

座席の種類について

次に、座席の種類について考えましょう。ビジネスクラスやファーストクラスは快適な座席を提供していますが、料金が高いため、予算に余裕がない場合はエコノミークラスでも快適な座席を選ぶことができます。座席の幅やスペース、リクライニング角度なども重要なポイントです。長時間のフライトでは、座席の快適性が健康や睡眠に影響することがあるため、快適な座席を選ぶことが重要です。

座席の選び方について

座席の選び方は、快適な旅を過ごすために非常に重要で、いくつかのポイントがあります。また、窓側や通路側の座席、前方の座席や後方の座席など、希望する場所に応じて座席を選ぶこともできます。特に人気のあるフライトやシーズンには、希望する座席が埋まってしまうことがあるため、早めに予約することが重要です。

まずは、座席の位置を選ぶことが重要です。機内での揺れや騒音を感じにくい位置を選ぶことができれば、快適な旅行ができます。あらかじめ座席の配置を確認し、自分に合った座席を選ぶようにしましょう。一般的に、窓側や通路側の席が人気です。窓側の席は景色を楽しむことができますが、トイレや荷物の取り出しには不便です。

一方、通路側の席はトイレや荷物の取り出しに便利で足を伸ばせるため快適ですが、通路を行き来する人や飲食物のサービスによる騒音や通りすがる人の足に当たるリスクがあります。また、非常口近くの席は足元が広く、快適に過ごせますが、緊急時には迅速な避難が必要です。足元に荷物を置けないため、収納スペースに不安がある場合は選ばないようにしましょう。

手荷物と預け荷物の違いや規定について

各航空会社によって規定された手荷物や預け荷物の許容量やサイズ、重量制限、数量は異なります。事前に調べておき、必要なものを的確に持参するようにしましょう。

手荷物には、機内で使用する物や貴重品などを持参することができます。機内持ち込み禁止の物品がありますので、事前に確認しましょう。

預け荷物には、機内で使用しないものを入れます。衣類や洋服、化粧品、靴など、大きな荷物を預けることができます。これらの規定は、航空会社のウェブサイトやチケットに記載されています。

貴重品はランニングポーチを使うと服の下につけることで、肌身離さずしまっておけるので便利です。次の記事もご覧ください。

機内で使うものは、次の記事で紹介している小さなバッグがあると便利です。

いずれも、機内だけではなく、海外旅行中ずっと使うものなので、用意しておいて損はありません。

荷物の収納方法について

荷物の収納場所は、機内の座席周りにある収納スペースや荷物入れに限られます。まず、手荷物は座席の前のポケットに収納することができますが、このポケットは比較的小さく、薄いものしか収納できないため注意が必要です。また、緊急時にはこのポケットから荷物を取り出すことができない場合があるため、必需品は手元に置いておくようにしましょう。前の座席の下にあるフットスペースには小型の荷物を収納することができます。

次に、大きな手荷物は預け荷物にするか、座席の上部にある荷物入れに収納することになります。荷物入れは限られたスペースしかなく、機内に乗り込む前に荷物が満杯になってしまうことがあるため、機内に乗り込む前に預け荷物にすることをおすすめします。荷物を預けずに機内に持ち込む場合は、順番に収納することでスペースを最大限に活用することができます。また、荷物入れに収納する場合は、荷物が移動しないように注意して収納するようにしましょう。

さらに、緊急時には乗客がスムーズに脱出できるように、機内の通路や出口に荷物を置かないように注意が必要です。通路に荷物を置いておくと、脱出する際に障害物となってしまい、周囲の乗客にも迷惑がかかることがあります。

シートベルトの着用について

機内に入ったら、まずは席に座り、シートベルトをしっかりと着用しましょう。シートベルトは腰に巻き付けるように装着するのが一般的です。座席の背もたれについているバックルにシートベルトを差し込み、適度な長さに調整します。しっかりと締め付けた後、指で引っ張ってみて、余裕がある場合はもう一度締め直しましょう。

また、離陸前と着陸前には必ずシートベルトを着用するように注意しましょう。離陸前や着陸時、または気象状況が不安定な場合には、乗務員から指示があるまで席に座っていることが必要です。また、急な揺れや乱気流に遭遇した場合には、シートベルトを着用したままでいることが重要です。突然の揺れや強い衝撃から身を守ることができます。着席時、シートベルトを着用する際には、隣の乗客の邪魔にならないように注意しましょう。

機内での時間の過ごし方について

機内での時間の過ごし方については非常に重要です。長時間座り続けることは身体に悪影響を与える可能性があるため、過ごし方を工夫することが大切です。まず、足のむくみを防ぐために、定期的に足を伸ばしたり、立ち上がったりすることが必要です。機内でできるストレッチや軽い運動は、座席でできるものが多くあり、血流を促進し、筋肉の緊張を和らげることができます。

また、長時間フライト中には、機内でのエンターテイメントや読書、映画鑑賞、音楽鑑賞などの時間つぶしも有効です。機内で提供されるエンターテイメントのほかに、自分で持ち込んだ書籍やスマートフォンを利用することもできます。ただし、長時間スマートフォンやパソコンを使用することによる目の疲れや肩こりには注意が必要です。

さらに、睡眠についても重要なポイントです。長時間のフライトでは、適切な睡眠をとることが必要です。しかし、機内での睡眠は簡単なものではありません。寝心地が悪かったり、周囲の騒音や明かりなどの影響により、十分な睡眠をとることができないこともあります。

そのため、快適な睡眠環境を作るために、快適な枕やブランケット、アイマスク、耳栓やイヤープラグなどを持参することをおすすめします。ずっと寝てばかりいると同じ姿勢を取ってしまうので体が痛くなってしまいます。適度にストレッチやエンターテイメントを取り入れて、より快適な空の旅を過ごすと良いでしょう。

機内でのさまざまな過ごし方

機内での過ごし方について、仕事や子供との過ごし方、トイレの利用に関する情報やアドバイスを紹介します。

機内での仕事の進め方について

長時間のフライトでは、仕事を進めることができる場合があります。Wi-Fiサービスが利用できる航空会社も増えてきています。また、機内での電源やUSBポートがあるかどうかも確認しておくと良いでしょう。

しかし、機内での仕事にはいくつかの注意点があります。まず、周りの乗客に迷惑をかけないようにすることが重要です。音声通話やキーボードの音は周りの人々に響いてしまうので、できるだけ静かに作業を進めるようにしましょう。また、作業に必要なツールや資料を事前に準備しておくことも大切です。

さらに、長時間の作業で目や体が疲れてしまう場合があります。そのため、適度な休憩を取り、機内での運動やストレッチを行うことで、体をリフレッシュすることができます。

機内での子供と一緒に過ごすには

機内で子供と一緒に過ごす場合、子供の飽きっぽさや好みを考慮した過ごし方が必要です。以下にいくつかのアイデアやアドバイスを紹介します。

まず、子供が好きなおもちゃや本、タブレット端末などを持参しておくことが大切です。また、子供向けの機内エンターテイメントもあるので、事前に調べておくと良いでしょう。旅行に出かける前にスマートフォンやタブレット端末に動画やアプリをダウンロードしておけば、お気に入りのエンターテイメントを楽しむことができます。特に、夜間フライトの場合は、他の乗客が寝ている時間帯もあるため、騒がしい遊びや大きな声で話すことは避けましょう。

さらに、機内での運動やストレッチも子供と一緒に楽しむことができます。機内を歩いたり、シートでストレッチしたりすると気分転換になります

最後に、子供が乗り物酔いをしてしまった場合は、吐き出し袋を用意しておくことも大切です。また、子供が不安を感じている場合は、親が落ち着かせるようにサポートすることも重要です。子供の乗り物酔いは、乗り物による揺れや振動が原因で起こる症状のことです。飛行機での乗り物酔いは比較的少ないですが、子供は乗り物酔いしやすい傾向があります。子供の乗り物酔いを防ぐためには、以下のような方法があります。

座席の位置を選ぶ

揺れを感じにくい場所に座ることができる座席を選びましょう。飛行機の場合、翼の根元に近い席や前方の席が比較的揺れを感じにくくなります。

水分補給をする

乾燥した空気で脱水症状になると、乗り物酔いをしやすくなります。子供には定期的に水分補給をさせ、脱水症状を防ぎましょう。ペットボトルの飲み物を用意しておくと、好きなときに飲むことができます

軽い食事をする

空腹時には乗り物酔いをしやすくなるため、軽い食事をさせることが大切です。ただし、食べ過ぎるとむしろ乗り物酔いを誘発することがあるので、適量に注意しましょう。水分補給で水分をとると、塩分や糖分も欲しくなります。お腹に負担のかからない消化に良いおやつを持っていくと良いです

乗り物酔い対策グッズを使う

乗り物酔い止め薬、アロマグッズなどがあります。これらを使うことで、乗り物酔いを軽減することができます。また、酔い止め薬には副作用があるため、医師に相談した上で使用するようにしましょう。

子供が乗り物酔いをしてしまった場合は、冷やしたタオルで額を冷やしたりすることができます。

トイレの混雑時の対策

飛行中にはトイレが混雑することがあります。この場合、トイレ待ちの列ができることもあるため、トイレに行くタイミングには注意が必要です。食事の配膳前後や着陸前後は混雑しやすいので、これの時間帯を外して、あらかじめトイレに行っておくことをおすすめします

気分転換も兼ねて定期的にトイレで歯磨きしたり、顔を洗ったりするのも良い方法です。十分な時間を確保して利用することで、快適な飛行を過ごすことができます。

トイレ利用時の注意点

トイレの利用中には、気を配ってください。トイレが狭いため、自分の荷物を置く場所を確保するためにドアを開けたままにすると、他の乗客に迷惑をかけます。

例えば、トイレで着替えるときには、脱いだ服を置く場所がないかもしれません。ショッピングバッグがあれば狭いトイレでも荷物入れとして使えるので便利です。

トイレを利用する際には、すみやかに利用し、ドアを閉めてから手を洗うように心がけましょう。

機内での食事の楽しみ方

一般的に長時間のフライトでは機内食が提供されます。しかし、食事を楽しむためには注意点があります。

機内食の特徴と注意点について

機内食は航空会社や路線によって異なりますが、航空会社ごとに決まったメニューが用意されていることが多いです。また、機内での食事においては、空気の乾燥や気圧の変化によって、味覚が鈍化することがあります。

長時間のフライトでは、食事を取り過ぎると胃腸の負担が増えるため、完食せずに適量を心掛けることが大切です。

機内食のメニューの種類や特徴、予約方法などについて

機内食のメニューには、通常の食事と同様に、肉料理や魚料理、ベジタリアン向けのメニューなどが用意されています。また、航空会社によっては、特別なメニューを用意していることがあります。

例えば、アレルギー対応のメニューや、特別なダイエット対応のメニューなどです。一般的には、航空会社のウェブサイトから予約することができますが、電話での予約も可能です。予約時には、食べ物の好みやアレルギー、特別な希望などを伝えることができます。

機内食をより美味しく楽しむための飲み物の選び方

機内は乾燥しているため、こまめに水を飲むことが大切です。また、長時間のフライトや深夜のフライトではカフェインを控えめにすることが望ましいです

コーヒーや紅茶、アルコール類などは利尿作用があり、水分不足を助長するため過剰な摂取は避けましょう。トイレへ行くために通路側で寝ている他の乗客を起こすと迷惑がかかるので、何度も席を立たないようにしたいものです。

そして、過剰なカフェインの摂取は、睡眠の質を下げたり、体調不良を引き起こすことがあります。睡眠不足になると到着後、疲労や時差ボケになりやすくなります。カフェインレスコーヒーやハーブティーなどを選ぶと良いでしょう。

アルコール飲料や炭酸飲料の注意点について

機内食に合わせてワインやビールなどのアルコール類を選ぶ場合は、量を控えめにし、水分補給も忘れずに行いましょう。また、炭酸飲料は避けた方が良いです。消化を妨げる可能性があるため、お腹が弱い人や消化器官の弱い人は避けた方が良いでしょう。

最後に、機内で飲み物を選ぶ際には、清潔で安全なものを選ぶことも重要です。機内で提供される飲み物は、できるだけ密封された飲み物を選ぶようにしましょう。

機内での睡眠の仕方とアドバイス

機内での睡眠は、長時間のフライトを快適に過ごす上で欠かせない要素です。しかし、飛行機の狭い座席や騒音、明るさなど、快適な睡眠環境とは異なる状況下で寝ることになります。以下では、機内での睡眠の仕方とアドバイスについて説明します。

睡眠のタイミングについて

質の高い睡眠をとることで、旅先での疲れを軽減し、旅行を快適に過ごすことができます。機内での睡眠のタイミングについても、時差ボケを軽減するのに重要なポイントです。

目的地の到着時間に合わせた睡眠スケジュールを立て、適切なタイミングで寝ることで、到着後の自分の体内時計をスムーズに調整することができます。リラックスできる環境を整えて、機内で快適な睡眠をとることが大切です。

個人差がありますが、長時間のフライトでは睡眠の取り方が重要です。フライトが長時間であればあるほど、フライトの最初の数時間は機内で過ごす時間を楽しんで、食事を済ませてから寝るのが良いとされています

食事の後にすぐに寝ると消化不良になる場合があるため、少し時間を空けることが望ましいです。

機内での睡眠の重要性や効果について

機内での睡眠は、長時間のフライト中に体力を回復するために非常に重要です。時差ぼけによって睡眠リズムが乱れると、体調不良を引き起こす可能性があります。また、長時間の座りっぱなしの状態は、肉体的な疲れやストレスにもつながります。

長時間のフライト中、機内でしっかりと睡眠をとることは、旅行先での体調管理や時差ぼけ対策にも繋がり、これらの影響を緩和することができます。

機内での睡眠は、免疫力の低下や疲労の蓄積を防ぎ、旅行先での健康維持にも役立ちます。機内で十分に休息をとることで、目的地に到着してからの活動に備えることができます。

機内での睡眠の注意点について

機内での睡眠にはいくつかの注意点があります。騒音や揺れ、周りの人の動きなど、環境的な要因が睡眠を妨げる可能性があります

また、航空機のシートは寝心地が悪く、腰痛や首の痛みなどの問題を引き起こすことがあります。そのため、快適な睡眠を確保するためには、以下のような対策が有効です。

  • ノイズキャンセリング機能のあるヘッドフォンやイヤフォンを使用して、騒音を軽減する
  • アイマスク、耳栓やイヤープラグを使用して、睡眠を妨げる光や音を遮断する
  • ヘッドレストを調整して、首が疲れない姿勢になるよう調整する
  • 快適な寝心地を提供する首枕やクッション、ブランケットなどを用意する
  • 快適な履き心地のルームシューズやルームソックスに履き替える
  • 靴を脱いで足を伸ばしたり、機内で歩いたり、ストレッチしたりして、血行を促進し足のむくみを防ぐ
  • 機内での睡眠に適した時間帯を選ぶ

これらの対策を講じることで、機内で快適に睡眠をとることができます。例えば、以下のようなイヤホンでノイズキャンセリング機能付きのものを選ぶと良いでしょう。

ノイズキャンセリングイヤホンは、日常生活でも使うものなのでまだ持っていなければ、旅行に向けて用意したいアイテムです。

時差ぼけや睡眠不足の原因について

海外旅行に出かけると、時差ぼけや睡眠不足などの問題が発生する可能性があり、旅行中の体調管理にとって大きな問題となります。これらは、航空機での長時間のフライト、異なるタイムゾーンへの移動、観光スケジュールの密度の高さなどが原因です。

睡眠を妨げる刺激として、機内の明るいライトや騒音があります。そのため、睡眠する前には窓の日除けを閉めると眩しい光を抑えられます。

しかし、これらの問題に対処するためには、予防的な対策を講じることが大切です。このためには、出発地から目的地の時間帯に合わせて食事、睡眠、機内でエンターテイメントを楽しむ時間を計画しましょう。

また、目的地に到着したら、すぐに現地の時間に合わせた生活リズムを作るようにしましょう。朝には起きて、光を浴びることも時差ボケの軽減に効果的です。日中は外出し、夜は睡眠をとるように心がけましょう。

睡眠の時間調整と環境を整える

時差ぼけを軽減するためには、旅行前から睡眠時間を調整し、旅行先での睡眠環境を整えることが重要です。長距離フライトの前後にも自宅やホテルで充分な睡眠時間を確保するようにしましょう

このためには、目的地の時間帯に合わせて、到着する前に機内で自分の体内時計を調整することが必要です。睡眠不足に対処するには、飛行機での長時間のフライト中に寝るように心がけることが大切です。

機内では、座席にあるヘッドレストを使って、頭をしっかりと支えることができます。また、目を閉じたり、耳栓を使って外部の音を遮断したりすることも効果的です。渡航先によっては、機内の気温が低くなることがあるので、睡眠を妨げる寒さに対する準備も重要です。

睡眠のためのアイテムについて

特に、騒音や明るさが気になる場合には、耳栓やアイマスクの使用が有効です。機内で快適な睡眠をとるためには、快眠グッズで快適な睡眠環境を作ると睡眠の質を高められます。

アイマスクがないときには、ブランケットを頭からかぶったり、つばのある帽子やパーカーのフードをかぶったりしても良いでしょう。

機内の温度変化や乾燥対策

機内は温度変化が激しく、乾燥しているので、上着、カーデガン、フード付きのパーカーなどがあると体温調整が楽になります。マスクやバンダナがあると、口や鼻の乾燥を防ぐのに役立ちます。

鼻詰まり対策に、大正製薬の「ヴィックスヴェポラップ」を胸、のどや背中に塗っておくと呼吸が楽になり、快適に過ごせます。他にもアロマグッズやアロマオイルを使う方法もあります。

睡眠時の姿勢について

睡眠に適した姿勢をとるには、リクライニングできる座席を使用して、背もたれを倒して座席をフルにリクライニングすることが望ましいです。足を伸ばせる座席であれば、足を伸ばした状態で寝ることができます。

長時間靴を履いたままだと汗で足が冷えてしまいます。スポーツ用の速乾性のソックス、フリースのルームソックスなら保温効果が優れているのでおすすめです。機内でくつろぐ時に蒸れやすい靴ではなく、ルームシューズやサンダルに履き替えると、気圧が下がって足がむくんでも窮屈せずに済みます

子供と一緒の旅行のアドバイス

子供のトイレ・タイム

子供が適切な睡眠をとるためには、適切なタイミングで寝かしつけることが重要です。機内での睡眠時間は限られているため、寝る前にトイレに行くようにしましょう

食後、機内が明るいうちに席を立つと良いでしょう。機内が消灯されて暗くなってから移動するのは突然の揺れで平衡感覚が狂いやすく、転倒しやすくなります。

機内での子供との睡眠について

機内で子供と一緒に過ごす場合、睡眠の問題が発生する可能性があります。子供は通常、落ち着きがなく、静かに寝ていることができないため、周りの乗客に迷惑をかけることがあります。ここでは、機内で子供と一緒に過ごす際の睡眠についてのアドバイスをいくつかご紹介します。

まず、子供が寝るためには、快適な環境が必要です。子供用の枕やブランケットを持参することで、寝心地を良くすることができます。また、機内での騒音を軽減するため、イヤープラグやヘッドフォンを持参することも有効です

さらに、子供が興奮している場合は、静かな音楽や物語を聞かせることができます。こうすることで、子供の心を落ち着かせることができ、より良い睡眠を促すことができます。

子供が眠くなり始めたら、すぐに寝かしつけるようにしましょう。子供が寝る時間に合わせて自分も寝ることができるように準備しましょう。子供も適切なタイミングで睡眠をとれると、機内で快適に過ごせます。

エンターテイメントの楽しみ方

機内でのエンターテイメントは、長時間のフライトを過ごすうえで欠かせないものの一つです。ここでは、機内エンターテイメントの種類や特徴、利用方法、選び方、そしてエンターテイメント以外での過ごし方について解説します。

機内エンターテイメントの種類や利用方法について

機内エンターテイメントには、映画、テレビ番組、音楽、ゲームなどがあります。航空会社によっては、最新作の映画やテレビ番組が視聴できたり、機内でしか見られないオリジナルコンテンツがあったりすることもあります。

動画配信サービスよりも早く、日本未公開の新作のハリウッド映画や海外ドラマを先取りして楽しむことができることがあります。視聴できる音楽、映画、テレビ番組などは、航空会社によって異なります。

事前に航空会社のウェブサイトやアプリで提供されている情報を確認することがおすすめです。また、航空会社によっては、機内のエンターテイメント端末でボードゲームやトランプなどのゲームを提供している場合もあります。

機内エンターテイメントは、座席に備えられたモニターから視聴することができます。モニターの操作方法は、リモコンやタッチパネルなどで行うことができます。また、一部の航空会社では、機内WiFiサービスを通じて自分のスマートフォンやタブレット端末などの機器を接続して視聴することもできます

機内だけでなく、他の交通機関を利用する際にどうしても揺れるので、どうしてもスマートフォンを落とすことがあります。もしものときに備えて、スマートフォン、タブレット、ノートパソコンなどのWiFi機器を、1契約で3台まで保証してくれる「モバイル保険」があると安心です。機種変更やMNPなどをしても登録機器を変更することができるので、同じ価格で保証を継続できてお得です。

機内エンターテイメント以外での過ごし方について

一部の航空会社では、機内で無料で提供される雑誌や本が充実している場合があります。また、自分で持ち込んだ雑誌や本、スマートフォンやタブレット端末の読書アプリで楽しむこともできます。日常生活で時間がなくて読めなかった書籍やマンガを一気読みするのも良いでしょう。

電子書籍端末や読書アプリなら狭い座席でも場所を取りませんし、音声読み上げ機能がついているものもあります。この機能を利用すれば、書籍を朗読してくれるのでリラックスして読書することができます。

紙の書籍やマンガなら読書アプリのようにスマートフォンのバッテリー充電残量を気にせず読むことができます。グループ旅行では書籍やマンガの貸し借りも容易なので、みんなで楽しむことができます。

たくさんの書籍やマンガを持ち運ぶのは大変です。しかし、一般的なタブレット端末だとどうしても電池のもちが悪く、目的地につくまでバッテリーが持ちません。アマゾンの「Kindle Paperwhite 」なら一回の充電で1週間以上バッテリーが持つので、長時間のフライトにピッタリです。夜間もスマートフォンやタブレット端末よりも明かりを弱くして本を読むことができるので、周りの乗客に迷惑をかけません。好きな音楽を聞きながら、眠れない夜を過ごすのにおすすめです。

好きな動画や音楽を楽しむ

動画配信サービスによっては、スマートフォンやタブレット端末に映画やドラマ、ミュージックビデオなどを保存してインターネット接続なしに視聴できるサービスもあります。海外旅行ではネット接続環境がない場所もあるので、こうしたサービスを利用すると快適な旅を過ごせます。

音楽は、航空会社で提供されているものだけでなく、自分のスマートフォンやタブレット端末に保存されている音楽を聴くこともできます。音楽配信サービスにもミュージックアルバムや曲を同様に保存してネット接続のないところで楽しむことができます。

手を動かして楽しむ

機内での手作業もおすすめです。例えば、塗り絵やクロスワードパズル、スケッチブックを持ち込んで自分の時間を楽しむこともできます。日記や旅行記を書いたり、手紙を書いたりする時間も取れます

自分のスマートフォンやタブレット端末にゲームアプリ、絵かきアプリ、日記アプリ、仕事用アプリなどをダウンロードしておけば、ちょっとした待ち時間も退屈せずに過ごせます。

機内でのUSB充電について

一般的に機内の座席にはUSBポートが備え付けられており、スマートフォンを充電することはできます。8時間を超えるフライトでもスマートフォンなら充電の心配は不要です。

ただし、出力不足のためスマートフォンの急速充電、タブレット端末の充電ができないことが多いです。具体的には、5V1アンペアもしくは5V10W未満のUSB充電器で充電可能なUSB機器なら、座席のUSBポートを活用できます

また、スマートフォンを充電しながらゲームをしたり、動画を視聴したりすると、充電以外に電力が使われるため、充電時間がより長くかかるようになります。座席のUSBポートが故障している場合に備えて、モバイルバッテリーを持っていくとさらに安心です。

USB規格やUSB充電については、以下の記事でより詳しく説明しています。

海外旅行に最適なモバイルバッテリーは次の記事で詳しく紹介しています。

これらの記事を参考にして、持ち物を用意すると失敗がありません。

機内での運動とストレッチ

長時間のフライトでは、体を動かさないことで筋肉が凝り固まってしまい、足のむくみや筋肉痛、深部静脈血栓症(旅行者血栓症)などのリスクが高まることが知られています。同じ姿勢で座り続けることは、筋肉や関節の不快感や痛みを引き起こす可能性があります。機内での運動は、できるだけ頻繁に行いましょう

また、狭いスペースでストレッチや軽い運動をするときには、ムリをしたり、筋肉を伸ばしすぎたりすることがないように注意して行いましょう。ここでは、機内での健康管理として、運動とストレッチについて紹介します。運動とストレッチは、以下の健康管理のポイントと併せて行うとより効果的です。

水分補給を十分にする

機内では空気が乾燥しているため、脱水症状になりやすくなります。飛行機の機内は、高度の上昇に伴って気圧が下がり、湿度が低く乾燥しています。このため、長時間のフライト中には、脱水症状になりやすくなります。

脱水症状とは、体内の水分が不足している状態のことで、頭痛、倦怠感、喉の渇き、口内炎などの症状が現れます。さらに、脱水症状が進行すると、手足のしびれ、低血圧、脱力感、意識障害などの症状が現れることもあります。機内では定期的に水分補給を行い、脱水症状を予防しましょう

脱水症状の予防対策

脱水症状にならないようにするためには、機内での過ごし方に注意が必要です。まずは、十分な水分補給が必要です。搭乗前にペットボトルの水、スポーツドリンクや麦茶を持ち込んでおくか、機内で提供される飲み物を積極的に摂取することが大切です。

また、アルコールやカフェインを摂りすぎないように注意しましょう。これらの飲み物は利尿作用があるため、水分を奪いやすく、脱水症状を引き起こす可能性があります。お茶や紅茶、コーヒーなどのカフェインの多い飲み物は極力避けるようにしましょう。

さらに、保湿効果のある化粧水や乳液を使って、肌の乾燥対策も行いましょう。また、目の乾燥を防ぐために、目薬を持ち歩くこともおすすめです。これらの対策を講じることで、機内での脱水症状を防ぎ、快適なフライトを過ごすことができます。

適度な運動を行う

機内での長時間の座りっぱなしは、筋肉が固まりやすく、足のむくみや筋肉痛、深部静脈血栓症などのリスクが高まります。

適度な運動を行い、体を動かすことで、これらのリスクを軽減しましょう。運動不足にならないように、座ったままでできる軽いストレッチや運動を行うことが有効です。

運動やストレッチの種類

機内でできる運動としては、シートに座ったままできる足首や足の運動、腕や肩のストレッチ、立ち上がってのストレッチやウォーキングなどがあります。また、機内エンターテイメントでエクササイズプログラムを提供している航空会社もありますので、活用してみてください。

ストレッチや軽い運動は、身体の血流を促進することで、足のむくみや体のだるさを緩和することができます。短時間であっても、適度な運動を行うことで、長時間の座りっぱなしによる不快感を軽減することができます。

運動やストレッチの注意点

機内での運動やストレッチは激しい動きは必要ありません。例えば、膝を曲げたり、腕を回したり、首を回したりすると、筋肉を刺激し、血液の流れが良くなります。このむくみを防ぐために、定期的に足を上げたり、足首を回したりすることが大切です。

さらに、深部静脈血栓症を予防するためにも、座ったままでできる筋肉運動を行い、血液の流れを良くすることが重要です。機内は、運動やストレッチを行う際も、周りの人に迷惑をかけないように行いましょう。

足の運動やストレッチのやり方

まず、足の運動から始めてみましょう。足首をまわしたり、つま先を上げ下げすることで、足首やふくらはぎの筋肉を刺激し、血流を促進することができます。

また、太ももの前側の筋肉を伸ばすために、足を伸ばした状態でつま先を上に向け、そのまま5秒程度キープすると良いでしょう。足のむくみを防ぐためには、以下のような対策も効果的です。

  • コンプレッションソックス、着圧ストッキングや圧迫ストッキングなどを使用する
  • 足のマッサージをする
  • 機内での水分補給を十分に行う
  • アルコールやカフェインを控える
  • 座席に座った状態で、片方の膝を胸に引き上げるストレッチを行う

    上半身の運動やストレッチのやり方

    次に、上半身の運動を行いましょう。腕を上げたり、回したりすることで、胸や背中の筋肉を刺激することができます。また、首や肩のストレッチも効果的です。首を左右に倒したり、肩を回したりすることで、首や肩の筋肉を伸ばし、血流を促進することができます。

      • 首を前後左右に傾けてネックストレッチを行う
      • 肩甲骨を寄せたり離したりして肩甲骨ストレッチを行う

      運動やストレッチをするタイミング

      これらの運動やストレッチは、1時間おきに行うことをおすすめします。また、座席に立ち上がって、機内を散歩することも効果的です。機内での運動やストレッチは、身体のだるさや疲れを解消し、快適なフライトを過ごすために必要なものです。

      機内でできる運動やストレッチを取り入れながら、健康的なフライトを過ごしましょう。ただし、機内で歩く際には、他の乗客の迷惑にならないように、周囲の様子を確認してから行うようにしましょう。

      深呼吸によるストレッチ

      足のむくみや筋肉痛、深部静脈血栓症(旅行者血栓症)の予防対策として時々深呼吸をすることも有効です。深呼吸も、機内での運動不足や長時間の座りっぱなしによるリスクを軽減するのに役立ちます。

      深呼吸をすることで、血液中の酸素濃度が上がり、血液の循環が促進されます。定期的に深呼吸をすることで、体のリフレッシュ効果を高め、健康維持につながります。ゆっくりと息を吸って、お腹を膨らませるようにして、5秒間キープし、ゆっくりと息を吐き出すことで、リラックス効果を得ることができます。

      Apple Watchなどのスマートウォッチを身につけておくと、定期的に深呼吸をするよう促されます。その他にも活動量計、心拍数計、心肺機能レベル、転倒検出などの機能もあるため、日常生活とは異なる気温や気圧の影響を受ける機内環境での健康管理に役立ちます。手元にiPhoneがなくても情報を見たり、通知を受けたりできるので、海外旅行にもおすすめです。

      機内の持ち物リスト

      海外旅行や長距離フライトでは、機内で過ごす時間が長くなります。そのため、必要な持ち物を事前に準備しておくことが重要です。ここでは、機内での持ち物リストのアドバイスについて紹介します。また、海外旅行の詳しい持ち物のリストは、次の記事でご紹介しています。

      この記事を読むと荷物を増やさず、荷物が減れば目的地までの移動も疲れずに旅行を楽しむことができます。身軽に旅行するためのコツを紹介していますので、併せてご覧ください。

      機内での必需品の準備について

      旅行前に確認することで、忘れ物やトラブルを未然に防ぐことができます。また、荷物はできるだけコンパクトにまとめることが重要です。重たくてかさばる荷物は、機内での移動や収納が難しくなります。

      また、狭い機内では探しものが困難です。旅行前に、機内で使うものを手荷物として用意しておき、すぐに取り出せるようバッグの中を整理しておくことが大切です。

      機内での必要な持ち物リストについて

      機内で必需品として挙げられるものには、パスポートや航空券、貴重品や現金、スマートフォンやタブレット端末、ノートパソコン、充電器や充電ケーブル、ネックピロー、アイマスク、イヤープラグ、ヘッドフォン、着替えや歯ブラシ、化粧品、フェイスシート、お菓子や飲み物、軽いスナックなどがあります。

      また、忘れがちなものとしては、イヤホンジャック変換プラグ、コンタクトレンズ、薬などが挙げられます。長距離フライトでは、出発前に水、塩分が取れるスナックや甘いお菓子なども用意することをおすすめします

      持ち運びに便利なトートバッグやバックパックなどの荷物に、必要な物を詰め込んでおきましょう。機内での移動が多い場合は、軽いシューズやスリッパを持参することで楽に過ごせます。

      ノイズキャンセリング機能付きイヤホン

      ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンやヘッドホンは、機内で静かな空間をつくるのに有効です。ただし、飛行中は常に騒音があるため、日常的な利用よりもバッテリーの消費が早く、バッテリー切れになりやすいです

      長時間のフライトでは、予備のイヤホンやヘッドホンがあると便利です。バッテリーが切れても予備のイヤホンやヘッドホンに交換することができます。バッテリーが切れたイヤホンやヘッドホンを充電している間も、ノイズキャンセリング機能で快適に過ごせます。

      バッテリー切れが気になるなら、バッテリーを使わない耳栓やイヤープラグを代わりに使うこともできます。ただし、これらを使うと動画の音声や音楽を楽しむことができないので、読書や睡眠のときに利用すると良いでしょう。

      あると便利な下着の替え

      長時間のフライトでは、汗や皮膚の乾燥によって下着が汗臭くなることもあります。海外旅行では自宅やホテルを出発してから長時間シャワーを浴びることができない場合も多いです。

      そんなときには、使い捨ての紙製やコットン製の下着があると、あとでゴミ箱に捨てられるので洗濯物を持ち歩かなくて済みます。身につけたときのフィット感や肌触りは劣りますが、あまり動かない機内では快適に過ごせます。

      例えば、シャツ、パンツ、ショーツ、ブラなどがあります。ただ着替えるだけではなく、トイレで服を脱ぎ、ボディ用のスエットタオルで体を拭いて、ボディローションを塗ってから着替えれば気持ちよく機内で過ごせます。機内に服の着替えも用意しておけば、汚れた服を着替えるときだけでなく、重ね着や体温調整も楽にできます。

      機内に持っていく着替えの服の選び方は、以下の記事もご覧ください。

      海外旅行では衣類が一番かさばります。服の着回し上手になると、旅上手になります。目的地にあった服装のヒントになります。

      海外旅行での感染症対策について

      感染症対策は、健康にとって非常に重要です。ここでは、空港や機内での感染症対策について、そして感染症対策用品の持ち物リストや選び方、使い方について紹介します。旅行前に準備しておくことが大切です。海外旅行でよく利用される感染症対策用品には、以下のようなものがあります。

      マスク

      機内や空港など人混みの場所では必須アイテムです。ウイルスや細菌の感染リスクを軽減するために、使い捨てか洗えるタイプを複数持っておくことをおすすめします。

      【選び方】

      ウイルスや細菌の侵入を防止できる形状や素材、フィルターの性能などを確認してください。また、長時間使用する場合は、耳や鼻への負担が少ないものや、調整可能なタイプを選ぶと快適に過ごせます。

      【使い方】

      正しく着用し、口と鼻をしっかり覆うようにします。マスクを触った手で顔を触らないように注意し、使用後はきちんと処理しましょう。

      除菌シートやジェル

      搭乗前後や食事前後など、手を消毒する機会があるため、持ち歩くことをおすすめします。トイレやドアノブなどの共有物を触る前に、手を除菌することができます。

      【選び方】

      アルコール濃度や殺菌効果、肌にやさしい成分かどうかを確認してください。また、旅行先で手軽に入手できるかどうかも考慮しましょう。

      皮膚や弱い方や子供には刺激が強すぎることがあります。肌を守るためのハンドクリームやボディローションがあるとアフターケアが簡単です。

      【使い方】

      手指や周囲の物品の除菌に使用します。使用済みの除菌シートはビニール袋にまとめておくと座席周辺や前座席のポケットが散らかりません。

      タオルやハンカチ

      搭乗前に手を拭くための使い捨てのタオルや、汗を拭くためのハンカチを持っておくと快適に過ごせます。

      【選び方】

      速乾性や吸水性、肌触りの良さなどを重視しましょう。持ち運びに適したサイズのものを選ぶと便利です。ハンドタオルなら狭い機内でも、持ち歩きにも最適です。

      【使い方】

      アルコール成分の入っていない使い捨てのタオルが肌にやさしく、顔や体を拭くのに利用できます。ハンカチはマスク代わりとしてホコリの侵入防止や乾燥防止に役立ちます。また、機内で脱水症状や熱中症になったときにも応急処置として、水で濡らしたハンカチを脇の下に挟むと簡単に体温を下げられます。

      速乾タオル選びには、以下の記事で詳しく説明していますのでご覧ください。

      タオルがあれば、暑いと起きにも、寒いときにも役立つので、旅行に持っていきたいアイテムです。毎日、洗濯して使い回せば、余計な荷物を減ります。

      手袋

      機内では手を洗える場所が限られますので、手を汚さないことが大切です。直接手で触れたくないときや油のついたもの、刺激物を掴むときにも便利です。

      【選び方】

      料理などに使うポリエチレン製の使い捨ての手袋は手軽に入手でき、持ち運びにも適しています。

      【使い方】

      手指の汚れや感染を防ぐために使用します。使用済みの手袋はゴミ箱に捨てましょう。使用後のビニール袋は裏返すとゴミをまとめるビニール袋として使えます。

      上記の感染症対策用品をうまく使い分けることで、より効果的な感染症対策ができます。

      まとめ

      機内での過ごし方の基礎知識や注意点、食事やエンターテイメント、睡眠や運動の仕方、持ち物リストのアドバイスなど、より深い内容にも触れました。長時間のフライトでは食事、エンターテイメント、睡眠、運動を上手に取り入れることで、目的地につくまでの旅も楽しく過ごせるでしょう。これらの情報を参考に、海外旅行の際には機内でより快適で充実したものになることを願っています。

      また、海外旅行には様々なリスクが存在します。トラブルや緊急事態に備えて、海外旅行保険や医療保険に加入することもおすすめです。海外旅行保険や医療保険には、保険金支払いの条件や補償範囲、手続き方法など、事前に確認しておくことが必要です

      海外旅行を楽しく安全に過ごすためには、準備と計画が欠かせません。この記事で紹介した情報やアドバイスを参考に、快適で安全な海外旅行を楽しんでください。

      もくじ